結局、投資は何からしたらいいのか。
簡単と聞くが、本当の最初は全てがわからないし不安。
今回は知識0の状態からの投資の始め方を解説。
複雑そうに見えるが、分解していけば誰にでも出来る。
自分が初心者の時に知りたかった「初心者が0から投資を始めるロードマップ」をまとめた。
- 投資を正しく理解する
- 生活防衛資金の確保
- 投資先を決める
- 証券会社を選び、口座を開設
- 積立設定
- 余計なことをしない
投資を正しく理解する
投資を始めるなら、まずは正しい認識から。
投資は、なんとなく「危ないもの」と思いがち。
正しくは「危なく使えば危ないもの」。
間違った認識から抜け出すことが投資の第一歩になります。
- リスクとリターン
- 「投資=ギャンブル」じゃない
- 投資は「お金持ちだけがやること」じゃない
リスクとリターン
リスクとは、単に「損する危険性」ではない。
リスクとは、「上下の振れ幅」のこと。
上がることもリスクの一つ。
リスクに応じてリターン幅は決まる。
そのため、ノーリスクハイリターンという投資は存在しません。
「投資=ギャンブル」じゃない
投資とギャンブルは、全くの別物。
| 投資 | ギャンブル | |
|---|---|---|
| 儲かる先 | 全員にチャンスあり | 主催者 |
| ビギナーズラック | 無し | あり |
| 再現性 | あり | 無し |
| トータルリターン | プラスの可能性あり | マイナス |
共通する点と、違う点をまとめると以下の通り。
- 失う可能性がある
- 運の要素がある
- うまくいけば、お金を得られる
「運営者」の存在
ギャンブルは、参加者全体で見れば運営側の取り分などによって不利な仕組みになっています。
ボランティアではないからです。
投資は、企業が利益を生み出し、その成長や利益が株価に反映される。
予測や分析ができ、「可能性の高い方」へ出資し分け前をもらう方法。
しかし「ギャンブル的な使い方ができる」のも投資です。
ギャンブルにするかは、人間次第になります。

ギャンブルで勝ち続けるのは、数学的に無理と言われている。
投資は、それだけで食べていける人もいる。
投資は「お金持ちだけがやること」じゃない
投資と聞くと、まとまった資金を持つ人が取り組むものというイメージ。
そうだった過去はあるが、今は違う。
現在は少額から投資できる商品やサービスがあり、大きな資産がなくても資産形成を始められる。
- 「投資信託」を100円買う
- 「株」を1株だけ買う
誰でも出来るほど金額的なハードルは下がっている。
お金持ちだけがやることから「お金持ちじゃなくてもやること」になっています。
生活防衛資金の確保

【生活防衛資金】とは、
急な出費やアクシデントに対処し、生活を守るためのお金。
すぐ引き出せる預貯金で確保する。
用意する目的は、以下の通り。
- 投資で生活を破綻させないため
- 生活が脅かせれるプレッシャーを避けるため
- 投資の取引理由をライフイベントにしないため
生活費と投資資金を混ぜて考えるべきではない。
急な出費や収入の減少に対応できず、損失を抱えたまま資産を売却することになりかねません。
投資をするために「投資に使わないお金」を用意しましょう。

投資を堅実に行うために、投資に使わないお金を用意する。
- 月の生活費を把握
- 1年分の生活費を用意
月の生活費を把握
生活防衛資金を用意するには、まず毎月の生活費の把握から。
- 固定費: 家賃、通信費、保険料、光熱費など
- 変動費: 食費、日用品費、交通費など
- 臨時支出: 家電の買い替え、車の修理、医療費など
月にいくらあれば生活できるのか。
計算する際は、ギリギリではなく「平均的で余裕を持った生活費」で考えましょう。
1年分の生活費を用意
毎月の生活費を把握したら、次は生活防衛資金の用意。
いくら用意するというのは考え方がそれぞれ違いますが、
安全に投資していくなら「生活費の1年分」を確保すれば十分。
| 月の生活費 | 1年分の生活防衛資金 |
| 10万円 | 120万円 |
| 15万円 | 180万円 |
| 20万円 | 240万円 |
| 25万円 | 300万円 |
例えば、毎月の生活費が15万円なら、必要な生活防衛資金は180万円です。
月の生活費は少ない程、防衛資金の用意は楽。
とはいえ、貯め切ってからスタートじゃなくても構いません。

目標額の7〜8割程度貯まったら、
投資と並行して行うのも良い。
投資先を決める
投資先は、自由。
しかし、最適解は存在する。
理論上、「株式」の「インデックス」に投資をすることが良いとされている。
特に「アメリカの株式」は世界中の株式の中でも上昇する力が強い。

奇をてらわず、まずは王道の投資が良い。
詳しいやり方はコチラの記事で解説。
証券会社を選び、口座を開設

投資を始めるには、売買するための証券口座が必要。
しかし、証券会社ならどこでも同じではない。
知名度やおすすめだけで選ぶのではなく、自分に合った証券会社を選ぶことが大切。
証券会社を選ぶ際のポイントは以下の通り。
- 口座の種類は「特定口座の源泉徴収あり」
- 投資したい商品を取引できる証券会社を選ぶ
- 手数料で比較
- 「積立設定」があれば、なお良し
口座の種類は「特定口座の源泉徴収あり」
「特定口座」の「源泉徴収あり」がスタンダード。
【特定口座の源泉徴収あり】とは、
売買や配当にかかる税金を自動で計算してくれて、自分で確定申告しなくて良い口座。
NISAとiDeCoは、最初からしなくて構いません。
1人1口座しか開けないうえに
一度開くと証券会社の変更が面倒だからです。

「特定口座の源泉徴収あり」はいくつも保有できる。
NISAとiDeCoは、その後にすべし。
投資したい商品を取引できる証券会社を選ぶ
投資したい商品が取引できるのが最低条件。
証券会社によって、取引できない商品がある。
アメリカに投資したい。
投資する際に■■というファンドを使って投資したい。
■■ファンドが取引出来る証券会社を探す。
口座を開設してから「投資したい商品を取り扱っていなかった」となれば時間をロスしてしまう。
特に、取り扱い商品を気にするべきは以下のようなケース。
- NISA口座を活用する時
- iDeCoを利用する時
多くの商品を扱う必要はないが
事前に公式サイトで商品ラインナップを確認しておく。

投資先を「証券会社の扱う商品の中から選ぶ」のがNG
分かりづらい時は、問い合わせるべし。
手数料で比較
手数料は安いほど良い。
投資のリターンは不確定ですが、コストは確定しているから。
代表的な手数料は以下の通り。
- 「売買」手数料
- 「為替」手数料
- 「入出金」手数料
- 「口座管理」の手数料
現在は無料の証券会社が増えてきている。
手数料を安くしたいならネット証券が強い。
使う証券会社が違うだけで、長期的なリターンに差が出るため極力安く抑えたい。

安くても機能は同じ。
コストはなるべく0円にすべし。
「積立設定」があれば、なお良し
「積立設定」は当たり前の機能ではない。
自動積立は、証券会社のサービスの一つだからです。
無料で毎月決まった金額を自動で買付してくれるサービスはとても重宝する。
積立投資できる証券会社の一例とは以下の通り。
- 楽天
- SBI
- GMOクリック
証券会社による「積立設定」の違いも考慮して選ぶと良い。
- 積立の「最小」金額
- 積立の「頻度」
- 引き落とし方法
どうせ使うなら「自動積立」できる証券会社にするのがベスト。

一般的な機能だが、使えるかはマチマチ。
使えるサービスは、必ず確認すべし。
積立設定

投資先と証券会社が決まったら、次は積立設定。
投資を長く続けるためには、自動での積立を活用するのが得策。
理由は、時間をかけずに最適解の方法で資産を積み上げることができるから。
積立金額を始める際に、大切なことは以下の通り。
- 無理のない金額でスタート
- クレカ積立がお得
無理のない金額でスタート
最初から大きな金額を積立する必要はない。
大きな金額での投資は、期待リターンも上げることは期待できます。
しかし、無理のない金額でスタートすべき理由もあります。
- 相場の値動きに恐怖を感じ、手放さないように
- 積立額をコロコロ変えないように
- 生活が厳しくなりすぎないように
少しでも早く資産を増やそうと、積立額を増やそうとすることは良いこと。
しかし、無理な金額設定は禁物です。
積立投資で大切なのは、長期間にわたって継続することです。

「継続」するために、無理をしない。
額は何年もかけ、徐々に上げればよい。
クレカ積立がお得
【クレカ積立】とは、
クレジットカードの支払い扱いで、投資信託を積立できるサービス。
ポイント還元を受けつつ、積立が行える。
対象のクレジットカードが必要。
積立投資の方法は一つではありません。
- 「銀行」から引き落とし
- 「証券会社の残高」を使い積立
- クレジットカードで積立
どの積立方法も使うためのコストは無料。
しかし、積み立てただけでは利益はでません。
クレカ積立のみ、積立金額に応じて「ポイント還元」がある。
還元率が0.5%のクレカ積立で、毎月3万円を積立した場合
年間の積立額は36万円。
年間1,800ポイントを「積立するだけで」獲得できる。
ポイント還元率や対象条件は、証券会社やカードによって異なる。
お得さに違いはありますが、他の積立方法よりもお得に積立できる。

どうせ積立するなら、還元を受けた方が良い。
確定しているは「お得」は取りに行くべし。
余計なことをしない
多くの人が、これをできない。
「何か」をしたくてたまらなくなる。
余計なことはしない。
それだけ。
まとめ
投資は、始めるのが一番大変。
理由は、わからないこと・知るべきことが山積みだから。
順序を整理して、1つずつやっていけば誰にでもできる。
- 投資を正しく理解する
- 生活防衛資金の確保
- 投資先を決める
- 証券会社を選び、口座を開設
- 積立設定
- 余計なことをしない
地味でつまらない投資からスタートすれば、大失敗はしない。
経験値がない状態から、投資の目的である「増やすこと」を実現するなら
これ以上の始め方は考えつかない。
自分もこう始めていればよかったと、今なら思う。



